勉強会
農協で勉強会が行われた。「奥さんも参加どうですか?」って促してあったので、行ったら私の他1人ぐらいしか来てないし…
勉強の項目は、
- てん菜栽培
- 土壌分析
- 馬鈴しょ栽培
- 秋まき小麦栽培
- 豆類の栽培
の5項目。そのうち私たち夫婦は、・馬鈴しょ・秋まき小麦・豆類の栽培について参加しましたが…私は午後からひどい頭痛で馬鈴薯と小麦に参加して帰りました。(´・ω・`)ショボーン もぉ半日以上ダウンしてしまいました。
◇馬鈴しょの栽培について◇
*中心空洞の研究結果
17年に多かった中心空洞の研究結果の報告でしたが18〜20年は中心空洞が少ない年で依然と変わらなく、栽培方法を的確に行うという事でまとめられました。
- 浴光催芽の実地
- 適正栽植密度
- 地力に応じた施肥料
- 心土部の耕盤層破壊
*加里とリン酸と窒素の関係
加里過剰しない。
*新しい品種「きたかむい」の説明
組み合わせ:イエローシャーク×とうや
特徴
- 早生の生食用品種。枯凋期はほぼ同等
- 規格内いも量は多い(2割増)
- 規格内率は同等で上いも一個重は大きい
- でんぷん価は低いが中心空洞は少ない
- 塊茎の形状は球形で目が浅く外観品質に優れる
- 肉色は白で、肉質はやや粘質で、舌触りは滑らかである
- 煮崩れ、調理後黒変は少ない
- ジャガイモシストセンチュウ抵抗性
◇秋まき小麦栽培◇
*H21年度より赤かび病防除
秋小麦2回 春小麦3回
*「きたほなみ」について
製麺適性に優れている。
*播種時期
・「きたほなみ」は「ホクシン」と比べて耐穂発芽性をもち、休眠が深いとされる。越冬前の生育量は「ホクシン」よりやや小さいが越冬性に問題はない。そのため、越冬前葉数は5,5〜6,5枚が望ましい。
・羊蹄山麓 9/12〜9/18で積算気温520°
・十分に越冬できる小麦作りを!!
*施肥法(追肥が重要!!)
・「きたほなみ」は「ホクシン」より2割程度多収で、窒素吸収量は、1〜3kg/10a多い。
・「きたほなみ」は生育後期に窒素が不足するとタンパク含量が低下する。
・適正タンパクには追肥時期が重要!
止葉期と開花期追肥により、収量・タンパク質が向上する。
・基肥 4kg/10a ・起生期 6kg/10a ・止葉期 4kg/10a
*低たんぱくほ場
幼形期に追肥(4kg/10a)もしくは開花期に尿素2%溶液の葉面散布(3回程度)を行う。
*高タンパクほ場
「ホクシン」で高タンパク(11,7%以上)となるほ場では、止葉期に無追肥もしくは追肥料を減らす。
きたほなみ」で作ったうどんの麺
ホクシン」で作ったうどんの麺
「ホクシン」の方がやや黄色みがかっている。